循環農業

弊社は創設以来、時代のニーズを取り入れ、生産者の技術向上はもちろん、GAPの取り組み、加工事業、販売事業、リサイクル事業、海外における展開と、農業を軸に活動の幅を広げてまいりました。これもひとえに多くの方々のご協力のお陰と感謝いたしております。

  そして今、農業のさらなる可能性を実現させるための一歩を踏み出したいと考えます。 それは、”人間力”を向上させる場としての農業です。土にまみれ、自然と向き合うことで謙虚さを学び、 農作物の生育に生命への感謝を思い、 収穫物をいただいて命の継続を実感する。 そのすべてが人の感性を刺激し、太古から受け継がれたDNAを目覚めさせ、 人として大切なものに気付かせる…。幸せは、求めるものではなく、気付くことで見出すことができます。 目の前にある、自然、空気、水、土、植物の力…。命をつなぐ母なる大地に抱かれながら、生かされていることに気づくこと。 その気づきから、人の成長は始まります。 農業は、そんな気づきのきっかけとして、多くの人に役立つ産業になりえると確信しています。和志園も、そんな農業の素晴らしさを少しでも皆様に広げていけるようお手伝いをしていきたいと思っています。

関連施設のご紹介

●和志園本部センター営業、受発注、栽培管理、集荷機能、および各委員会事務局が集まる、和志園の中枢です。

●バイオマス・リサイクルセンター近隣の酪農家からの家畜の糞尿、野菜工場などから出る野菜残渣の堆肥化を効率よく行い、高品質な堆肥を製造しています。

●パック・カットセンター時代と共に変化する消費者ニーズに対応し、カット野菜を提供しています。栽培管理のもとに収穫された農産物を衛生管理の行きとどいた工場で加工しています。海外における取り組み和志園の農業生産技術・栽培管理技術を従来の中国の農業に取り入れています。

ミネラルと体のー関係

健康な野菜と言いますが、それは健康な土壌に育つからです。健康な土壌とは、土を形成するミネラルとそれをつなぐ物質を作る微生物と水のバランスですから、必然的にいい野菜は、必要なミネラルを吸収して、それらが消費する人間へと渡されていくわけです。自然界に二番目に多いアルミニウムの取りすぎが、現在アルツハイマーの原因と言われていますが、これもアルミ容器などから水を通じて起きるように、野菜でもミネラルバランスが崩れれば健全な生育が出来ません。 土壌からの吸収以外でも、ある種の植物ではその生体内でカルシウムの蓄積を行えるため、カルシウムが少ない土壌で育てても、カルシウム含有量が豊富で素晴らしい部分もあります。今後は植物から摂取するミネラルの重要性が課題になるでしょう。もちろん通常の栽培よりも、有機栽培などでしっかり育った野菜はミネラルが多い、またはミネラルの活性が高いのです。

 「生産者と消費者のネットワーク」和志園で目指す

和志園では、インターネットなどのコンピュータの電子画面を通して、都市生活者一人一人の田舎への気持ちに向けて、田舎で培われた大地への感謝の心と、そこから生まれる「農」という生活の実態を、「和志園」というコンセプト名でお伝えしたいと思います。 ネットワーク上で、いつもは言葉数の少ない生産者が、個々のつくる心を情報として、その形になったものである生産物を通じて、語りかけていきます。それに対して、お客様の様々な要望をお聞きし、商品設計へ反映させるようなシステムを計画することから、和志園の「田舎を売る」というテーマをより現実的にするために「ふれあい」事業などを企画展開していきます。 私たちが考える「和志園」とは、生産者と消費者という立場を超えた、“田舎”を媒体にした心のつながりをベースにした生き方のことなのです。

和志園ロゴの由来卵みたいな緑の地球を誕生 

雑草の活用法

水田畑に生えた雑草そのものを堆肥に還元できれば、過剰な窒素分は生育中に消化され、堆肥にはミネラル分を戻してくれます。土壌をクリーニングしてくれる草も、野菜に感化作用を及ぼしてくれる草も、田んぼのまわりの畦道に蒔いて、他の草よりも旺盛になって、高齢化した農家での除草作業を楽にしてくれる草もあります。一概に、みんな「雑草」といって一緒にしてはいけない気がします。またカヤは、稲と同じく、天然のシリコンを豊富に含んでおり、土壌に良いものとして昔はわざわざカヤの生える湖沼から、川を船で渡って運んでいくほどの価値があったのです。

合鴨および合蟹農法とは

合鴨および合蟹農法とは、田の周りを柵や電気ネットで囲い、田植え後2~3週間をメドに鴨のヒナを放し飼いする方法です。合鴨および合蟹が田の中を泳ぎまわり、害虫を食べてくれます。また、その糞は養分供給になります。最終的にはおかずとして肉を供給してくれます。手間がかかる分、おいしくて安全なお米ができるのです。

スーパーと「和志園」で有機栽培農産物を購入する際の違い

 有機栽培農産物は供給量が少ないため、国産のJAS認証を受けた有機栽培の農産物はあまり見かけなくなるかもしれません。和志園では、国内有数の有機農家の集団として、生産者である農家が直接有機栽培の農産物を販売していきます。収穫したものをその日に発送しますので、翌日食卓にあがるまでに鮮度が落ちないため、味わいが違うはずです。

大規模農業と有機栽培農法との関係

 大規模といっても、欧州型、米国型、中国型では有機栽培の扱いは違います。欧州では、農業生産を管理的に抑制していこうという目的と環境負荷を抑えるという2つの理由があって、有機栽培を推奨しています。それも有機栽培を行った畑には直接的な経済保障をしているので、規模が拡大されてきました。

  米国では、皆さんがイメージするような大規模農場で有機農業が始まったわけではなく、当初は一部の理解される人々向けに細々と生産・販売してきたものが(今でもそういう人々も残っていますが)、国内だけでなく海外での消費の拡大とともに、乾燥した気候などの利点と移民労働者の極端に安い賃金の上に成り立った大規模生産が現れてきたのです。

 中国では外貨獲得のため、広大な面積で国策として有機栽培への取り組みが始まったばかりです。 日本では、比較的大規模に農地が集約されたのが、北海道と九州の一部にあり、本州でもそう多くはありません。隣地での農薬の使用により、使用しない畑へ虫が移行してしまったり、病害が有機の畑で起きたときに逆に農薬を使用しているところから疎まれたり、コメなどでは地域単位で農薬を空中散布していて、自分が有機農業を志しても、周囲の環境要因によって認証がとれなかったりします。国内では、有機栽培は地域ぐるみによる取組みがなければ成立しないのが現状です。

農場体験については、和志園のふれあい事業部門で提案していきます。子供向け、大人向け、高齢者向け、ファミリー向けで考えています。

 1、何事も生産者自らが主体的に考え実行。自分たちの手で作ったものは、自分たちで責任をもって 消費者の手に届ける。それが原点です。

 2、食物を作ることは、人々の健康を担うこと。誰もが安心して、おいしく食べられる食物を作ることが、私たちの第一の使命なのです。

 3、自然を根幹とする産業=農業。自然環境を保全し、次世代に受け継ぐことは、産業としての継続だけでなく、生命の存続にかかわる重要な課題です。

 4、さまざまな人やものとの関わりは不可欠。取引先、消費者、そして日本にとどまらず、世界中の農業関係者との交流を大切にし、調和した関係を目指します。まだまだ発展途上ですが、次世代の農業を切り開く、大きなエネルギーをここに集結して、未来を築きます。多くの人々が集う、憧れの場となることを願って・・・。

生産者紹介および食育への取り組み

自分たちで育てた野菜を自ら食べる、そこから食を考える。

昔はあたりまえのことが、今、問い直されています。 地に足のついた食育の取組みを実践するため、生産者の作った野菜を和志園で働く職員が昼食のお弁当で食べる。 小さなことですが、できることからスタートしています。取引先との交流とあわせて、地域とのコミュニケーションも大切です。 地元の保育園に圃場を開放し、小さな子供たちが自然と食を考える機会を提供しています。

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